2015/1/23 第五回 初歩からの宗教学講座

本日の宗教学講座は緊急特別講座として、前半に井上陽先生に登壇していただき、イスラム国に関する講義を行いました。
受講された西尾卓也さんがfacebookにてレポートをあげてくださったのでご紹介します。

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釈徹宗先生が、開かれた練心庵さんに、初めてお邪魔させていただきました。

同じ建物の二階で、活動されているNPOそーねさんには、何回かお邪魔しています。

「初歩からの宗教学講座」 神道を学ぶ

神道がテーマだったのですが前半は、今の状況を受けてイスラム国のお話をしていただきました。

イスラム国そのものが、取っている行動は反人道的で、許せるものではないが今、近代国家の概念が揺らいでいる。

キリスト教文化圏によって創られたものに、待ったをかけて本来のイスラムの形に戻ろうとする動きは、更に活発化するだろうと言うお話。

本当に興味深く拝聴致しました。また、当然ながら一筋縄ではいかない、難題を突きつけられていることを痛感。

神道のお話で、特に印象に残ったのは神道と言う信仰が担ってきた血縁(氏・クラン) 地縁(村社会、地域コミュニティー)仕事(ギルド・村的企業経営)この三縁が崩壊した日本で、新しいコミュニティーを作り出して行こうと言うお話。

これからの日本にとってとても大切な事だと感じました。

充実した内容で、あっという間の一時間半。

参加させていただき、本当に感謝しています。