2016/02/19 2月期 初歩からの宗教学講座
「2月期 初歩からの宗教学講座」を受講してくださいました葉狩隆太郎さんが、ご自身のfacebookにて、リポートを書いてくださいました。ご本人の許可をいただき、ここに転載させていただきます。
皆様もどうぞ講座のご感想などお寄せください。
昨日は尊敬する浄土真宗本願寺派の僧侶であり相愛大学の教授であられる釈徹宗先生の私塾「練心庵」にて行われた 『初歩からの宗教学講座』を受講させて頂いてきました。
3年くらい前に釈先生の著作『仏教ではこう考える』に出会って、以来、先生の著作を通じて仏教に触れさせて頂き、ずっと直接のお話を聞きたいと思ってましたが、ようやくようやくご縁が整いまして昨日お伺いするコトができました!
阪急電車・曽根駅からすぐ近くにある「練心庵」には迷わず到着!
中にお邪魔すると釈先生も気付いてくださり、ご挨拶もできました。
感激の瞬間でありました!!
決して広いとはいえない会場にはギッシリの人!
そして講座開始の勤行、集まった皆さまの熱心な御念仏と読経が心に響きました。
真摯に仏法を求めるとはこういう姿勢なのだなと胸が熱くなりました。
講座は『維摩経』から仏教思想を学ぶ内容でした。
先生の著作『なりきる すてる ととのえる』からも『維摩経』に触れさせて頂いていましたが、より深くテーマである「空」「空の実践」について学ばせて頂きました。
「ひととおり学んできたものを点検してみる。外してみる」
「枠組みを揺さぶる」
「迷いの世界の中にこそ仏道がある」
「これからの成熟期の社会には、フェアとシェアの場を自分で作っていく、そこに豊かな宗教性をもたせていく、といった、縁起の実践・空の実践が大切」
というようなコトをおっしゃっていたのが特に心に残りました(少しニュアンスが違うかもしれませんが・・・)。
あっという間の1時間半。
すっかり引き込まれて、もっと聞きたい学びたいという欲求でイッパイになっている自分がいました。
講座後には厚かましくも先生にサインまで頂き、おこがましくも自分のCDもお渡しさせて頂いちゃいました(笑)。
この年齢になって尊敬できる憧れの存在ができるコトがまず嬉しいし、さらに実際にお会いできたコトも本当にありがたく思います。
まさに仏様からのおはたらきでありましょう。
昨日の講座を思い返しながら、この仏縁をありがたく喜んでおります!!
「聞思して遅慮する莫れ」
求道心をもって歩んでいかねばなりません!!
南無阿弥陀仏
(記:葉狩隆太郎さん)