2016/04/20 第1回「初歩からの仏教ワークショップ」 四威儀の禅

4月20日、練心庵に花園大学の吉田叡禮先生をお招きして、四威儀の禅のワークショップを行いました。そのときの様子を参加者の藤岡延樹さんがFacebookでリポートしてくだいました。藤岡さんの許可を頂いてここに転載させていただきます。
皆様もどうぞ講座のご感想などお寄せください。
釈先生の練心庵で、吉田叡禮師による「四威儀の禅」ワークショップ。わかりやすくユーモアたっぷりで楽しい時間でした。
四威儀とは、行住坐臥の四つに対応した禅の在り方。
本日は行(歩く)禅。次回は住(立つ)と坐(坐る)の予定。
ちなみに、念仏門も行住坐臥の念仏を勧めます。
浄土宗の開祖法然上人は、43歳のとき、善導大師〈善導大師(613~681)中国・唐代の浄土教の大成者〉が著した『観経疏』の「一心にもっぱら弥陀の名号を念じ、行住坐臥、時節の久近を問わず、念々に捨てざる者、是を正定の業と名づく、彼の仏の願に順ずるが故に」という一文を見て、お念仏こそすべての人々が救われる教えであることに間違いはない、との確信を得、浄土宗を開かれました。法然上人は、「偏に善導大師に依る」と言っています。(当時比叡山で智慧第一の法然坊と言われたお方が仰っておられるのもポイントです)
坐禅ができない、向いてない、苦手という方は、行住座臥のお念仏をぞうぞ(^人^)
「すべての人」というところがポイントです。
ちなみに、僕がワークショップで坐禅や瞑想する時も、都度都度にお念仏入れてもらおうと思います。それが「アンカー(NLPの用語)」となるし、すでに種として因も果もそのまま頂けるからです。なも。
真言密教の方ともこの辺のお話したいです。またよろしくお願いします♪
(記:藤岡延樹さん)